相続・遺言

相続や遺言の問題は、財産の分け方だけでなく、ご家族の関係やこれまでの経緯が深く関わることがあります。相続人同士で話し合おうとしても、感情的な対立が大きくなったり、何を基準に判断すればよいのか分からなくなったりすることは少なくありません。

「遺産の分け方で話がまとまらない」「遺言書の内容に納得できない」「親に借金があるかもしれず、相続放棄を検討している」「将来、家族がもめないように遺言書を作っておきたい」など、相続に関する不安や疑問がある場合には、早い段階で状況を整理しておくことが大切です。

当事務所では、相続人の範囲、遺産の内容、遺言書の有無、ご家族の関係、これまでの財産管理の状況、今後想定される手続などを確認し、どのような対応が考えられるかを整理します。相続の問題は、最初の時点で事実関係や資料を整理しておくことで、その後の交渉や手続の見通しが立てやすくなる場合があります。

相続が発生した後の問題としては、遺産分割協議、相続放棄、遺留分、遺言書の有効性や内容の確認、相続人間の交渉、家庭裁判所での調停・審判などがあります。相手方との話合いが難しい場合や、どのように主張を整理すればよいか分からない場合でも、法的な観点から状況を確認し、必要な対応を検討します。

遺言書の作成については、単に財産の分け方を記載するだけでなく、遺言書が無効にならないか、特定の相続人との間で争いが生じる可能性はないか、実際に手続を進めやすい内容になっているかといった点も重要です。将来の相続トラブルをできる限り避けるためには、形式面だけでなく、内容面にも注意して遺言書を作成する必要があります。

また、将来の相続トラブルを避けるためには、遺言書の作成だけでなく、生前の財産管理や家族間での情報共有も問題となることがあります。ご本人やご家族の状況によっては、遺言以外の制度を含めて検討が必要となる場合もあるため、相続発生前の段階でもご相談いただけます。

次のような不安や事情がある場合には、まず状況を整理するところからご相談いただけます。

・相続人同士で遺産の分け方について話がまとまらない

・他の相続人が財産を管理しており、内容がよく分からない

・亡くなった親に借金があるかもしれず、相続放棄をするべきか迷っている

・遺言書が見つかったが、内容に納得できない

・兄弟姉妹のうち一人だけが多くの財産を受け取っている

・自分の希望に沿った遺言書を作成しておきたい

・将来の相続トラブルを避けるため、生前に準備しておきたい

・高齢の親の財産管理について、どの制度を使うべきか相談したい

・相続の手続について、何から始めればよいか分からない

相続や遺言の問題は、早い段階で法的に整理することで、不要な対立や手続上の混乱を避けられる場合があります。当事務所では、ご相談内容を丁寧に確認し、手続の流れ、考えられる選択肢、注意すべきリスクを分かりやすく整理します。

不動産の名義変更や相続税・贈与税などが関係する場合には、弁護士による法的整理に加えて、事案に応じて、司法書士・税理士等の専門家に確認すべき事項が生じることがあります。